我妻教育〜番外編〜

啓志郎。

一瞬たりとも息を抜くことなく、竹刀を振り続けているなァ〜。


見ているだけで息が詰まりそうなくらい、スゴイ集中力だ。




「貴方には何かこれっていう趣味はある？」


突然、新香サンは、ボクに質問を投げかけた。


ボクは大きくうなずいた。


「モチロンあるよ♪(^O^)g

フィギュアスケートだろ、フェンシングだろ。

それから気晴らしには乗馬もするよ！
長い休みに、別荘に行ってサ！」



「そう。素敵ね。

じゃあ、これからやってみたいことはある？」


「あるよ！
シュノーケリングさ！

ボク実は海で泳いだコトなくって…。
今年の夏休みには海に行きたいって思っているんだ！p(^^)q」