我妻教育〜番外編〜
啓志郎と比べたら、ボクはヒドくノンキだ。



…世の中楽しいことばかりではないって、こんなボクにだってわかってる。



う〜ん、だけど、きっとやりたくないことを無理してやってる訳じゃないはずだよ。

そう思いたい。



「啓志郎は、こうなりたい!って姿が明確なんだネ。

それに向けて脇目もふらず突き進める強さには感服だヨ。

早くフレンドになって、色んな話がしてみたいな。

そしたら、本心を知ることができる。


今日、啓志郎がボクの心を救ってくれたように、ボクもいざというときを救ってあげたい。

啓志郎がツラくなったときは、決して見逃さないようにしていたいんだ」



< 96 / 493 >

この作品をシェア

pagetop