王子様は婚約者
薫に案内してもらい部屋も見学してきた。けど、もう、なんか驚きの連続って感じでちょっと疲れた…。
「羅奈?大丈夫…?」
「大丈夫…。こんなに凄い学園だったんだね。びっくりしただけだから!」
薫が心配そうな顔であたしをみた。
まあ、今までもいろいろあったから心配かけちゃってるなのかな…。
「明日からが楽しみだね!」
あたしが笑顔でそういうと薫の顔もパッと明るくなった。
「うん!早く帰って準備しなきゃ!」