17回の悪戯.

3.




最期まで人を信じられなかった人のお話.


その人はこう思ってた.

自分が人だと思っている存在は、
本当は存在しなくって、ただの幻想だ、と.
他の存在はみんなロボットで、人は自分だけだと.


本当に信じられるのは、
ただ1人、自分だけだと.


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