彼×私×彼

真実×夏祭り

次の日 PM４時

「少し早くついたかな？」

「由里」

「二人とも！」

「少し早くついちゃったんだ」

「浴衣かわいいね」

やったぁ

「ありがとう」

「行こうか」

「うん」

二人ともいてくれてよかった

「由里、これみて！」

「かわいい！」

翔が可愛い髪飾りを見せてくれた

「由里に似合うね」

「ありがとう」

「おじさん、はい」

「ちょうどだね」

「えっいいよ」

「僕からのプレゼントだよ」

「あっありがとう」

かわいい

「あっ」

「二人とも、見て」

「あれ、金魚すくい」

「智、勝負するか」

「いいな」

「行くぞ」

「まってよ」

もう、まってよ

「いらっしゃい」

「おじさん、二人分」

「はい、まいど」

「よし、いくぞ！」

二人とも子供だね

「よっしゃー、俺の勝ち」

「智に負けるなんで」

「くよくよしてないで行くよ」

「おう」

「うん」

花火が始まった

「すごーい、きれい」

「なぁ由里、もうそろそろ決めてもいいんじゃねぇ」

「えっ」

「俺と翔どっちが好きなの」

「それは…」