『明日』~隣のキミへ~



「ほーい」



変な返事をして、家の中に入ると真っ先に二階にある俺の部屋に駆け込んでいった。



「なんか、妬馬の部屋に来るのって久しぶりな感じ~」



「そうか?ちっちゃい頃なんか毎日遊びに来てただろ」



「まぁね。それにしても男の子らしい部屋だね。机の上とかベッドの上とか汚すぎ」



ぶつくさと文句をいいながら、率先して部屋を片付けてくれた。



本を片付けるときの癖は相変わらずで、
整頓された本棚を見ると、
本が大きさ順にきれいに並べられていた。



変わんねぇな・・・。


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