*手を繋ごう*
チャットからのSTART
私は君とチャットで結ばれた。

顔だって声だって分からない。
偽りだって出来る。
でも私は君に惹かれていった。

「またチャット??いい加減にしな??」
毎日お母さんにこんな事を言われてる。
「別にいいじゃん!!馬鹿っっ」
「親にその口の利き方は無いでしょ?」
(うざぃ・・・・・。)
私は松原綺羅15歳
中学3年生になったばかりだ。
つい最近彼氏と別れたばかりだ。

そんな隙のある心を埋めてくれたのは君だった。

☆loverさんが入室しました☆
loverと言うのは綺羅のチャット名つまり・偽名・だ。

lover「こんにちわ\(^O^)/」
雄  「こんにちわっっ」
lover「よろしくねえ」
雄  「よろしく」
ayu 「lover久しぶりっ」
lover「ayuぅ御久」

ayuとloverはチャットで仲良くなった2人だ。

雄  「loverとayuって仲良いんだ?」
lover「ぅん★仲良しなの」

こんな感じでくだらない会話をしてた。
すると_。
@雄 「lover2人で話せる??」
@lover「良いよ!!」
@雄 「loverって何歳??」
@lover「雄は??」
@雄 「15歳」
@lover「タメ★」
@雄 「まぢ??タメ嬉しいね?」
@lover「嬉しい♪」
@雄 「俺さあloverって可愛いと思う!!」
@lover「雄?何言ってるの?顔見たことないクセにっっ」
(雄って体目当て??)
とか思いつつちょっと雄に惹かれていた。
@雄 「ねえ?メル友になんない??」
@lover「良いよ★」

彼氏と別れたばっかで何も考えられずただ寂しくないようにしたかった。
だから_。良いよって軽い返事をした。

でもこの選択は違ってなかった。良いよって返事をして良かった。

私は軽い状態で返事をしてしまった。
でもこれが君との運命の出会いだった。
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