100万回の愛の言葉
「京介~♪」

え?



外で,京介を呼ぶ甘い声がした。




窓に駆け寄り外を見ると,京介と京介に腕を絡めるさっきの女の人がいた。


「きょっ………。」


呼べない……。
京介の名前が呼べない…。


「ねぇ!あたしと遊ぼーよ♪」

さっきの女の人の声が聞こえてくる。

「俺,もうそーゆーの止めるって言ったろ?」

「みおって子でしょ?
大丈夫♪あの子は,もう京介の前に現れないから♪」

「何?お前何かしたの?」

「キスしてくれたら教えてあげるぅ~♪」


やだ…。京介とそんな事しないで……。
京介…そんな人とキスなんてしないで…!








「京介!!!!!!!!」
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