100万回の愛の言葉
「みお…お前,今……」

「今までのは全部無し!」

「え?」

そう,今までのは全部無し。
京介との嫌な思い出を全部リセットするの!



「京介が,あたしに100万回の愛の言葉を言ってくれれば,キスもふざけた告白も無しにしてあげる!」




呆然とあたしを見ている京介。


「わかったら返事!」


そう言ったあたしに,京介は笑いながら頷いた。








「好きだよ♪みお♪」









これが,あたしにとって初めてされた告白。
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