100万回の愛の言葉
体育の時間。

あたしは,みこチャンと話していた。

「みおのタイプって何なの?」

「そりゃ,王子様!」

「王子様…ね…。」

ピンチに現れる白馬の王子様…。

「そんなお子様姫を王子様が迎えにくるわけねーだろ!」

このムカつく声は…

「龍!!!!」

「なんですか?お子様姫♪」

ムッカァ~!!!!

「みお!危ない!」

え?何が?


ドンッ!


振り返ったと同時に,空が一回転した。
< 4 / 24 >

この作品をシェア

pagetop