あの日君と出会った
そして海をだされた俺はこの街を少しあるいてみることにした。
綺麗な住宅地がすぐそこに広がっていた。
だがここは、洗濯物とか干してあって写真をとりずらかった。
「俺、ついてねぇ。」
もう一度言う。
「ついてねぇーーーーーー!!!!!」
誰もいないと思って大声でさけんだ。
海では絶対やれないなー。
なんかすっきりした気がした。
ふいに振り返る。
「・・・・。」「・・・・。」
「・・・・。」
おい。
誰もいなくはないな。
あれ、人だな。
「・・・。」「・・・。」
しかも・・・双子か?
異様な空気を感じる。
確実にあの二人は俺に偏見を持っている。
どうすればいいんだ・・・。
すると、ずっとみつめあっていたせいか双子は
「へんたいいいいいいいいいい!」
と叫んだ。
え?
のそのそと住民が家から顔だす。
待て待て待て!
「ついてねぇーーーーー!」
俺は全力で走った。