あの日君と出会った
住宅地を抜けるとガラリとかわった田舎町だ。
「はぁ・・・。」
久々に走ったのですごくつかれた。
ちかくのなにもない公園のベンチに座る。
「はぁ・・・。」
なんか無意識にため息がででいた。
・・・。
「ん?」
目をこすった。
俺・・・寝てたのか。
外はもう真っ暗だった。
腕時計は八時を指していた。
「そういや、ホテルもなんもとってなかった。」
俺はこのままベンチですごすのも悪くないと思った。
田舎だからだろうか星がきれいだ。
俺はカメラをかまえる。
星は本当にきれいだ。
おぼろ月も逸品だ。
そうして写真撮影に没頭していると
「キャアアアアアアアアアアアア」