あの日君と出会った

失望した。

俺は周辺を探し回る。

だがない。

失望。

絶望。



あぁ・・・。

すると彼女がやってきた。

「どうしたんですか?」

「なんでもないよ。」

話す気も起きない。

あぁ。何やってんだ。

俺は。








その日は結局このなにもない公園のベンチで朝を迎えた。

あのとき、彼女をたすけてなかったら俺は今頃このきれいな空と太陽の風景をとっているんだろうな。

あぁ、最高にきれいな空だ。

「あの。」

彼女だ。

振り返る気力もない。

すると彼女は俺の目の前に立った。

あー。昨日のできごとを思い出す。

やめてくれー。

俺の前に現れるなー。

「あの・・・。よかったらうちに来てください。」

「結構です。」

俺は気力のない声で返事した。

元凶だ。

この女は元凶だ・・・。

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