あの日君と出会った
とりあえず写真を撮るのが楽しかった。
講義全部サボって写真に一日没頭した日もある。
「はッ?!」
親にそのことを言った。
母は動揺していた。
「大学行ってサークルに入って・・・写真家になりたい?」
「あぁ。」
父は黙っている。
一方の母は
「大学もしっかり勉強して頑張ってこれたでしょ?今さら写真家なんて・・・。」
と、もう完全に同動揺。
焦り。
「だけど、俺一番生き生きできるんだ。」
そう。
一番楽しい。
綺麗なステキな写真がとてたときは一人でにやつくほど。
「ちょ・・・。」
母はもう何も言えなかった。