あの日君と出会った

「何?」

リビングに行くと父はテレビをみていた。

全く人が呼ばれてきたっていうのに・・・

「お前新しい夢決まったか?」

「いやまだだよ。」

すると父は立ち上がった。

「お前そのカメラ貸せ。」

そう言って父は立ち上がって俺を見た。

「え・・・。」

俺は驚いた。

父の言葉ではなく俺に。

昼間に俺はこのカメラをオークションにかけようとしていたのになぜか戸惑っている。

結局俺は忘れられてないんだ・・・

父にきづかされた。

「早く。」

せかされても・・・。

俺はカメラを渡したら楽になるんじゃないかと思った。
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