あなたのギャップにやられています

いやいや、でも……。


「続き描かなきゃ」

「それは来週。次回作は冴子のヌード」

「ぜったーい、イヤよ」

「でも今から観察する」

「はっ? ん……」


すぐに塞がれた唇から、甘いため息が漏れた。


結局雅斗の性欲には勝てず、ベッドから抜け出せなかった。

一体何回?

だけど、心も体も満たされたエッチはすごく気持ちがいい。

汗だくになってシャワーを浴びに行くと、雅斗までついてきて、バスルームでまた……。
焦らしすぎたせいなのか、いつもよりすごかった気がする。

それでも、優しく私を包み込みながら丁寧に抱いてくれる彼に溺れて、なすがままにされるだけだった。

< 418 / 672 >

この作品をシェア

pagetop