あなたのギャップにやられています
いやいや、でも……。
「続き描かなきゃ」
「それは来週。次回作は冴子のヌード」
「ぜったーい、イヤよ」
「でも今から観察する」
「はっ? ん……」
すぐに塞がれた唇から、甘いため息が漏れた。
結局雅斗の性欲には勝てず、ベッドから抜け出せなかった。
一体何回?
だけど、心も体も満たされたエッチはすごく気持ちがいい。
汗だくになってシャワーを浴びに行くと、雅斗までついてきて、バスルームでまた……。
焦らしすぎたせいなのか、いつもよりすごかった気がする。
それでも、優しく私を包み込みながら丁寧に抱いてくれる彼に溺れて、なすがままにされるだけだった。