あなたのギャップにやられています

ちらっと見えた鍛えられた大胸筋に目が釘付けになる。
すんごい。ムキムキ過ぎず、それでいてそれでいて厚みがあって。
腹筋もパキパキに割れてるし。

ちょっと触りたいんだけど!


筋肉フェチの私としては、よだれが出そうな代物だ。
いや、そんなこと言ってる場合じゃ…。


「ちょっと! 私の前で裸になるの禁止!」

「なんで? いいだろ、どうせすぐ…」

「あー、あーっ、聞こえない!」


すぐって、すぐになんてさせてやるもんか!
てことは、いつかするのか?


そんなことを悶々と考えているうちに、彼は私が洗濯しておいたワイシャツを羽織っている。


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