ブラッディ トゥ ナイト
僕は、そんなギャップも萌の好きな所である。
優しくて、品があり、頭もいい。
細くて、美人で、料理が上手い。
笑顔がキラキラしていて、僕の理想の女性だ。
赤ワインのボトルが空になったので、白ワインを開けた。
『甘くて美味しい〜』
萌に続いて僕もグラスに口を付ける。
『ジュースみたいだな。甘過ぎるけど美味い』
ゴクゴク喉を鳴らして飲めるほど、アルコール感の無いワイン。
女性に人気があるのは分かる気がする。