ブラッディ トゥ ナイト

唇を舐められ、煽られる。

『寝坊しても知らないぞ?』

『大丈夫よ。マネージャーが起こしてくれるもん』

ゆっくりと舌を絡ませ、僕は席を立ち、キスを繰り返しながら萌を横抱きにしてベッドに向かった。

『電気消して』

萌の可愛いお願いを聞き、寝室の電気を消してベッドに戻る。

僕たちはキスを繰り返し、愛撫し合いながら時間までお互いを堪能した。

『泊まってけば?』

白いレースが可愛いブラジャーのホックを付けている萌を見て、今日は帰したくないと思ってしまった。

『だめよ。パパラッチに撮られたら事務所に怒られちゃうもん』



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