ブラッディ トゥ ナイト

銀髪男が私の手から鞄を取り上げた。

『あっ!?だっだめ、返してっ!』

手から離れた鞄を追いかけようとすると、金髪男と茶髪男が私をフェンスに押し付けた。

『何?そんなに見られちゃ困るの入ってんの〜?』

金髪男の言葉にケラケラ笑う2人。

銀髪男はゆっくりと鞄のチェックを開けた。

『え〜なになに!?カメラ入ってんだけど?ホントに巫女さん?』

銀髪男はカメラのレンズを私に向けた。

『もしかしてぇ〜……コスプレ?』

茶髪男が私を下から舐める様に見上げた。

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