ブラッディ トゥ ナイト

『ひッ』

助けを求める私を見つめ、青年の顔は真っ青になっていく。

そして逃げ出した。

『あッコラ!待ちやがれッ』

金髪男がすぐに青年の腕を掴んだ。

『放してッ』

『放すわけねぇだろ。何逃げてんだよ、オラァ』

金髪男は青年の顔を一発殴った。

青年の顔から飛んだ眼鏡を茶髪男が踏みつけた。

『お前はやることがあんだよ』

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