ブラッディ トゥ ナイト

『私が助けてあげる』

「誰ッ!?」

どこからか声がする。

『私は、貴方』

直接、頭に声が響く。

「なに、言ってるの……」

『貴方と私は同じよ。同じなの』

「だから、なに言って……」

『私が助けてあげる』

意識が強制的に途切れる。

私は深い深い眠りについた。

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