僕、バケモノ。





なのに、思おうとした。



僕がユキちゃんの

ニセモノだったとしても



僕がユキちゃんの


カタチだけの

空っぽのモノだったとしても



思おうとした。



僕が、女の子の大好きな



本物の

ユキちゃんなんだって。






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