黒猫ちゃんの憂鬱5
『っ・・・・・・!』
「何?だから、何だって言うの?キレたの、そっちだよね。もうどうでもいいよ」
スッと掴まれた腕を放す。
ヒロSIDE
あんな眼見たことが無い。
今まで、あんな冷え切った眼なんて・・・
俺達3人を見向きもせず、フーマもゆっくり歩き出した。
少しだけ香るツキの匂いに顔が歪む。
どうしてだ・・・
何でだよ・・・・・・
俺には、関係ないことなのか・・・
ヒロSIDE終