似ているからこそ、相容れない。
はじめまして、だよね。どこかで会ったことない?
*
「はん?なんじゃらホイ」
尻餅をついて辺りを見渡す少年。
否、少年顔の少女がとある空間へと強制的に送られてきた。
長い黒髪に焦げ茶色の瞳。
幼き風貌の少女・【ミチル】はふと、自分が洋風の見たこともない部屋にいることに気づく。
「………なんか、なーんか面白そーな予感がするー。うしっ、探険しまそか」
勢いつけて立ち上がり、建物内へと繋がる扉を乱雑に蹴破る。
礼儀の「れ」の字も知らない、知ろうとしない彼女にとってはフツーのこと。
哀れな扉はギシギシと音をたてて崩れ倒れていった。
「はん?なんじゃらホイ」
尻餅をついて辺りを見渡す少年。
否、少年顔の少女がとある空間へと強制的に送られてきた。
長い黒髪に焦げ茶色の瞳。
幼き風貌の少女・【ミチル】はふと、自分が洋風の見たこともない部屋にいることに気づく。
「………なんか、なーんか面白そーな予感がするー。うしっ、探険しまそか」
勢いつけて立ち上がり、建物内へと繋がる扉を乱雑に蹴破る。
礼儀の「れ」の字も知らない、知ろうとしない彼女にとってはフツーのこと。
哀れな扉はギシギシと音をたてて崩れ倒れていった。