似ているからこそ、相容れない。
「ところでここはどこさ?気づいたらここに居たんだけどさーぁ、もーしーかーしーてェー。あんたがアタシをここに"呼んだ"?」



にやり、挑発的な笑みを向けるミチルにイヴはまた「あははっ!」と笑ってミチルを見据えた。



「ご名答ーっ!そうだよ、ボクが君をここへ"呼んだ"の。ねぇ、ミチル。

一緒に遊ぼうよっ!」


「あひゃ、イイネいいね。アタシも丁度、殺し足りなかったのさ」



足元に転がっている残骸を一瞥し、ミチルは心の奥底にあったわだかまりに少なからず手応えを感じた。



なんだろう、この感じ。
よく分かんないけどゾクゾクしてくる!



込み上げてくる感情を抑え、ミチルは淡々と話し出すイヴを静かに見つめた。

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