【完】隣の先輩。
「…最っ低!!!!!最低なのはどっちよ!」
そういって、鈴音は日和の頬をビンタした。
「…悠輔、違うの。2人を引き裂くつもりはない。他の人との恋だから、気にしないで。本当にごめんなさい。」
俺に少し微笑んで、鈴音は戸惑った様子の鈴音の友達に声をかけて、いってしまった。
…これ、どうなるんだ??
「…おい、日和。いく、ぞ…」
日和が、驚くくらいに切ない表情をしている。
あの、いつもへらへら笑っている、日和が。