strawberry tea
やはりアイツら勝負してたんだ。
しかし・・・・タイトルが何だって?
蓮君を・・・誘惑・・・
誘惑!?
俺は驚愕で目をカッと見開いた(と思う)。
そんな勝負してたのか?
冬嘉はソレにのったのか?
(俺の事誘惑してたか・・・?)
でも冬嘉の勝ちって事は・・・・・・・・・・
まさか新聞!?!?!
つまり・・・・・・・・・
鮎川と冬嘉は勝負をした。
俺が冬嘉を襲おうとしたら新聞部に撮られ、その新聞を鮎川が見た。
=冬嘉の勝ち・・・
(冬嘉誘惑してねーじゃん)
ま、まじかよ・・・・・・・・
俺はふぅっと息をもらした。
『それでお聞きしたい事がありまして・・・』
鮎川の声がして、俺は耳をすませた。
『蓮君とは、別れませんよね?』
はぁ!?
でも、鮎川の声が真剣だった事には俺は気付いた。
冬嘉も無言だ。
何て返事をするのか・・・・
俺は柄にもなく少し緊張した。
すると・・・・・・・・・