strawberry tea
『…良いね、ソレ。』
そう呟いたのは、実行委員。
ええ!?
キャバクラって事は…あたし、ドレス着なくちゃいけないの!?
あ、でも裏方に回ればいいんだ!
それなら良いかも。
『うん…面白そう。』
『男子ウケいいよ。』
『やりたい!!』
そんな声が教室に響き渡る。
『じゃ、決定でいいですか?』
『『はーい!!!』』
―――
――
―
『柚先輩!』
そう言って柚に駆け寄る一人の女の子。
『どした?』
柚は廊下でその子と向き合った。
『先輩のクラス、文化祭何やるんですか?』
『キャバクラだよん♪』
『え、凄い!!
面白そう……』
女の子は少し考えた。
『1-Eは何やるの?』
柚が問う。
『まだ決まってません…でも、今決めました!』
『ほんと?1-E行くからね♪
実行委員頑張って!!』
『はい!!』
女の子は、そう言って、自分のクラスへと戻って行った。
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