strawberry tea



『…本当に?』


柚が困惑気味で尋ねた。



『はいっ♪』


うわあああ……。




じぃっとあたしを見つめる柚。


………な、何!?







『おっめでとうっ!!
良かったねっ♪
こ~んなモテ男君と付き合えるなんて、幸せ者めぇ!!

まじびっくりしたぁ!
早く言ってよ!!

まさか守谷君に告られたとは…

予想外だったぁ!!
皆に自慢しなよ♪ねっ♪』



はいぃぃいい!!?



「あの……
あたしまだ返事してないから…(汗)」


すると柚は目を点にした。




『はぁ!!?
馬鹿じゃん!!?

即OKするでしょ、普通。』



何言ってるのこの人―!!



『ってことで♪
宜しくね、海宝さん。』



ニヤリと笑った守谷蓮。




え!?
ち、ちょっと待ってよ!




な、何が宜しくなのよぉ!?



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