strawberry tea
なるほど。
女子が騒いでいた理由が今わかった。
戸に立っていたのは……
守谷蓮。
何でいるの!!?
あたしがパニックしていると…
守谷蓮と目が合った。
どんどん歩いて、あたしに近づいてくる。
な…何ぃい!?!!?
守谷蓮はあたしの目の前に立つと、にっこりと、お得意の女子悩殺スマイル(?)をした。
キラリと笑う守谷蓮。
教室や廊下で見守る女子はうっとりと守谷蓮を見つめる。
……何?
あたしがそう言おうと口を開いた………時。
『今からデートしません?』