strawberry tea



……何だろう。







「…分かった。」



ゾロゾロと歩く真由子達6人の後を付いていくあたし。



あたしの前を歩く真由子達は、またもや内緒話をしている。










…暫くして着いたのは、資料室前だった。




前…三宅先輩に告白された所……



何だか少し、胸がチクリと痛む。





『中入って話そ。』




真由子達は資料室の中へ入ったので、あたしも後に着いていった。





暗く、誇り臭い資料室。




「…話って?」


あたしは尋ねた。



クスリと笑う真由子達。





『分かってんでしょ?
…蓮君の事よ。』



真由子がキッとあたしを睨む。



………え?






『蓮君に何て吹き込んだか知らないけど…

そういうのウザイんだよねー。』






何言って……?





すると、真由子があたしに近づく。




「ふ…吹き込んでなんかっ…」





…………!?!?





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