strawberry tea



『蓮君の事好きなの?

学校で一番モテるから、彼氏にして自慢したいんでしょ!?』




……違う。





…好きだよ。

蓮の事、大好きだよ。






あの温もりに包まれて、幸せなんだよ。



学校で一番モテる人が、こんなあたしと付き合ってくれる。




本当にあたしで良いのかなって今でも思う。






それを何にも知らないくせに、決め付けないでよ!!!








「好きだよ!?蓮の事!!

確かに蓮は凄くモテる。

なのにあたしと付き合ってくれてるんだよ!?

あたしが不安になる気持ちなんか、知らないくせに!!」






…ぶちまけた。






でも良い。
これがあたしの気持ち。







『…っ』


真由子達は少したじろいだ。







…そして、その時。



















ガラガラガラッ!!!!!













……ドアが開いた。







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