strawberry tea
『触んなっ!!!』
紛れも無い、冬嘉の声。
俺は驚いて、冬嘉の元へ行こうとしていたが、固まってしまった。
…どうしたんだ?
そう思ったら、3人に何やら酷い事をぶちまけ、俺の元へズンズン歩いてくる。
な、何か怖ぇえ!?!?
冬嘉は、俺の目の前に来ると、俺のYシャツの襟を力強く引っ張った。
………!?
力も何もこめていない俺は、ぐらついた。
…………チュッ
一瞬、何が起こったのか分からなかった。
けど冬嘉からのキスだと分かった途端、驚いた。
そして冬嘉は何事も無かったかのように言った。
『蓮が好きなの!!』
………マジかよ…?