strawberry tea



『意外に片付いてるんだな。』

「一々余計なのっ!!」





…何なのよぉ!!






すると蓮がベッドの上に座った。




『おいで♪』



蓮が自分の膝を叩いて笑顔をあたしに向けた。




………っ!!
可愛すぎっ!!
(↑単純)




あたしは恐る恐る蓮の元へ近寄り、蓮の膝の上に座った。





蓮があたしに腕を回す。



………っ。
恥ずかしい……!






『冬嘉』
「…ん?」


でも何か凄い幸せ~♪





思わず頬が緩む。










『…またヤろ?』



…………はぁ!?







「ヤろって…!」

『また気持ち良くさせてやるよ』







そう言って蓮の手が、あたしの服の中に入って来た。



ちょっと!!



「やめろっ!!馬鹿っ!!」




あたしはすかさず蓮の侵入してきた手を叩いた。



『…いてッ!!
凶暴女。』




っ、はぁ!?

うっざぁあッ!!!!!







「もうヤらない!!
触らないで!!!
キスも禁止!!

自業自得っ!!!!」





あたしは蓮の膝の上から降りて、椅子に座った。




『…は?』

「触るのもキスもヤるのも禁止しますっ!!」






すると、蓮がニヤリと笑った。







『無理に決まってんだろ?俺から逃げる事、出来るとでも思ってる?』





突然、蓮があたしの手を握って、グイッと引っ張った。




!?


「…ぎゃっ!!?」







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