strawberry tea
比例する。
はあああ……。
どうもすみません。
同じ場面を繰り返してしまって。
でもこればかりはどうしようもないんですよぉお……。
『かなりうまいね♪
冬嘉の弁当。』
あたしは訳あって、今蓮と屋上にいます。
お昼をこの俺様変態エロ男と食べています…。
(↑え)
朝。
あたしはキスされて、固まっていた。
蓮はにこやかに去っていき……
真由子達は叫び、あたしに問い詰め……
みんなの怒りの中、お昼になりまして。
そしたら再び蓮が来まして。
さらに連れて行かれて、今の状態に……。
「うまいね♪じゃない!
何で付き合ってもないのに……!」
駄目だぁ…あたし振り回されてる?
完全蓮のペースに流されてる……。
でも何で拒否できないんだろ……。
蓮が強引だから?
今もこんなにドキドキしてる。
蓮が隣で笑ってるだけで、あたしの隣に居るだけで、あたしの心臓はどうしようもなく暴れだす。
慣れない事してるから?
でも…何だろう。
…違う。
うまく言えない、けど。
『冬嘉はさぁ……』
いきなり蓮が真剣な顔になって話しかけてきたから、びっくりした。