strawberry tea
あたしを包み込んでくれる。
・・・・・・・・蓮、ありがとう。
心の中でそう呟いて蓮を見上げたら、まだ顔が赤くて。
あたしは蓮に見えないようにニヤける。
観覧車は頂上へ着く頃だった。
「高いね~♪」
『もう頂上?』
あたしたちの乗る観覧車は、頂上へと上った・・・
「頂上だぁ!!!
なんかここまで来ると嬉し・・・・ッ」
・・・・・・・・・・・・えええッ!?!?!?
あたしの言葉は遮られた。
蓮の左手はあたしの後頭部。
右手はあたしの背中。
抱きしめられている・・・・上に、唇に触れる感触。
ちょっと待ってよ!?
ここ、これって...
・・・で・・・出た・・・っ
このキス魔ッ///
「れッ・・・・んっ・・・・」
そう呼びかけても蓮はあたしを離そうとはしない。
こんのキス魔め!!!!
・・・・・・・・離してよぉおお!!!!!
「んッ!?」