strawberry tea



『こんにちは。
神奈川県からやってきました、鮎川康輝といいます。

このクラスに入ります。
よろしくお願いします。』



そう言って挨拶したのは、みんながカッコイイと言っていた人。


金髪?白髪?クリーム色?
みたいな短くてツンツンした髪の毛。


耳にはピアスが光っている。


キリッとした目と鼻が印象的。
小顔だ・・・この人・・・。






あたしが感心(?)していると・・・・





『こんにちは、鮎川麗華です♪』



もう一人のとても可愛い子が言った。




『みなさんとは一つ学年が下なので、みなさんの後輩ということになります。
ですが、仲良くしてください!
よろしくお願いします。』





クリンとカールした睫毛が綺麗なパッチリした目。


栗色のカールした髪の毛が本当に似合っている。




いかにも男子が守ってあげたい!って思うような・・・
お人形さんみたいな感じ。



あたしとは正反対だ・・・・。










『ねえ!康輝くんめちゃかっこよくない!?!?』



柚があたしの方に振り向いて小声で言った。





確かに・・・。
柚のすきそうな感じだ・・・。






『妹さんは、一応ここにも挨拶しにきてくれたんだ。
他のクラスにも二人は挨拶しにいくみたいだから・・・


みんな、仲良くしてやれよ。』




先生がそう言うと、「はーい」と生徒達が返事をした。






どんな人達なんだろ~♪


あたしは楽しみに思っていた。




< 74 / 289 >

この作品をシェア

pagetop