strawberry tea
『こんにちは。
神奈川県からやってきました、鮎川康輝といいます。
このクラスに入ります。
よろしくお願いします。』
そう言って挨拶したのは、みんながカッコイイと言っていた人。
金髪?白髪?クリーム色?
みたいな短くてツンツンした髪の毛。
耳にはピアスが光っている。
キリッとした目と鼻が印象的。
小顔だ・・・この人・・・。
あたしが感心(?)していると・・・・
『こんにちは、鮎川麗華です♪』
もう一人のとても可愛い子が言った。
『みなさんとは一つ学年が下なので、みなさんの後輩ということになります。
ですが、仲良くしてください!
よろしくお願いします。』
クリンとカールした睫毛が綺麗なパッチリした目。
栗色のカールした髪の毛が本当に似合っている。
いかにも男子が守ってあげたい!って思うような・・・
お人形さんみたいな感じ。
あたしとは正反対だ・・・・。
『ねえ!康輝くんめちゃかっこよくない!?!?』
柚があたしの方に振り向いて小声で言った。
確かに・・・。
柚のすきそうな感じだ・・・。
『妹さんは、一応ここにも挨拶しにきてくれたんだ。
他のクラスにも二人は挨拶しにいくみたいだから・・・
みんな、仲良くしてやれよ。』
先生がそう言うと、「はーい」と生徒達が返事をした。
どんな人達なんだろ~♪
あたしは楽しみに思っていた。