strawberry tea
――お昼。
あの朝の後、康輝君はあたし達の近くの席に座ったので、柚とたくさん質問した。
部活はサッカー部だったらしく、此処にきてもまた続けるらしい。
この学校と試合で戦ったことがあり、負けて悔しい思いをした、とも教えてくれた。
・・・蓮と戦ったのかな?
あたしは疑問に思った。
雰囲気的にはオシャレそうな感じで、笑顔がとても可愛い。
(と、柚が絶賛していた。)
『あ、守谷君来るんじゃない?そろそろ。』
「だね~」
『いいね~ラブラブで♪』
そんな話を柚としていたら・・・・
『冬嘉♪』
来た。
あたしは勢い良く振り向いた。
後ろで笑顔で立っていたのは、やっぱりあたしの大好きな人だった。
「蓮!」
あたしが立ち上がると、蓮があたしの傍に駆け寄った。
『どこで食う?』
「ん~~どこかな・・・」
二人で会話をしていると。