Chain~この想いは誰かに繋がっている~
悲しそうな顔。

何があったんだろう。

寝ている彼女には、聞けない。

じゃあ、どうすればいいんだろう。

しばらく考えた後、俺は彼女の横に座った。


だからって勿論、何ができるかなんて、今の俺にはさっぱりわからない。

でも、彼女の傍にいなきゃダメなような気がするんだ。


本当はお節介かもしれない。

でも俺は、彼女の傍にいてあげたいんだ。
















もしかしたら、それが、

“好き”って言うことなのかもしれない。
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