Scarly Rules
☆天使を落とすモノ
「っふぁ…んッ…やぁッ…もぉ…いいよッ…はやく…はぁッ…あんっ」
私はすぐに淹れられても平気だったんだけど。
…慣らされるなんて、いつぶりだろう。
「だーめ。挿れる前は慣らすもんなの。恭平はいきなり挿れんのかもしんないけどさ…。いくら慣れてるっつっても 痛いもんは痛いでしょ?」
優しい言葉で宥められた。
なんか調子狂うや。
「……わかんない…。」
気を紛らすために呟いてみる。
「わかんない…の?アイツ、酷いな。」
(クチュクチュ…チュ…クチュ…)
深刻そうな顔とは裏腹に
中の刺激は早さを増して。
「私には…はぁ…恭ッ…平が…全て…だから…あぁッ…って…きゃッ⁈…あぁッ…ッぁ…。」
マサさんが急に押したんだ。
恭平にしか触られたことのない 私の一番感じるところを。
あまりの快楽に
思わずイッてしまった…。
「…ねぇ、イく時は言って欲しかったな…。それともゆかちゃんの大好きな御主人様は、教えてくれなかったのかな?…イく時は言うようにって。」
静かで けれどもドスの効いた声音が耳を麻痺させる。私が声に弱いこと、マサさん、知ってるのかな。
「ねぇ、俺に注意されて感じてる…よね。」
ぼんやりと考えていると
「ほぇっ…そんなことなっ…でひゅ…んッ!」
挿入されたままだった指が動き出して
私の思考は、一気に現実へと引き戻された。
「クスッ」
⁉︎⁉︎
マサさんが笑って。
(ヌチャ…)
名残惜しげに指が抜かれた。