Scarly Rules

時計じかけの波の音


数時間後。


そこそこの手応えと
緊張から解き放たれた清々しさを胸に歩く帰り道。


なんとなく曲がったいつもは通らないような裏道。


…バチッ


突如流れた電流。


何を思うでもなく
自然に崩れた私の身体を

誰かが抱きとめてくれた…


そんな気がした…。
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