Be yourself!
いきなりなんですか、左遷ですか?
幼いころから
夢を見せてくれるアイドルが好きだった。
男の子グループでも
女の子グループでも
とにかくアイドルと呼ばれる彼らが好きだった。
せっせとお小遣いをためてチケットを買って
生まれて初めてステージの上にいる
アイドルを生で見たとき
まぶしくて、まぶしくて
もう死んでもいいって思った。
その思いは成長するにつれて
純度を増していき――
いつしか思うようになったんだ。
私も彼らと『誰か』を幸せにしたいって。
彼らと一緒に仕事がしたいって――…