☆SUKI SAKE☆
「気づいてたの?」




「さっきね。でもいいの?あんたの気持ちは隠したままで」




ようやく洸が口を開いたのは電車を降りる一つ前の駅。


当然、話し足りないからあたしたちは駅前のファーストフードのお店に入った。




「さっきの続きだけど、洸、あんたはミチルを自分のものにしたいとか思わないの?」




「・・・僕じゃダメだから。みぃが樹を見る目が違うって気づいてから僕じゃダメだって思った。今日だって2人をくっつける作戦立ててたみたいだけど本当は辛いんだろうなと思うといてもたってもいられなくて・・・」




洸、あんた本当にミチルのことが好きなんだね。でも、本当にいいの?
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