☆SUKI SAKE☆
ほんとどうしようもないなあたしたち。


好きな人にぶつかる勇気もなくてウジウジしてさ。


またオレンジジュースを口にする。洸は目の前で携帯いじってるし。あたしたちに恋愛はないな。




「あっ、珍しい人からメールだ」




「誰?」




「譲。しぃと2人で家に来てってさ。譲しかいないからって」




「んー行きたくないけど行かないとめんどいだろうから行こうか」




譲から呼び出しなんて本当珍しい。



とりあえず洸と2人で譲の家に向かうことにしたんだけどあたしも洸も譲から衝撃の話を聞かされるなんて思ってもみなかったんだ。
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