☆SUKI SAKE☆
「抹茶パフェはやっぱり美味しいよ。
しぃ食べる?」
「いらない。あたしはクリームあんみつでいい」
「はいっ、しぃ、いっちゃんから回って来たよ」
愛衣が振り返りながら手にしてるのはあたしが2番目に食べたかったみつ豆。
ちなみにあたし、抹茶苦手なんだよね。
すこーしだけスプーンで掬ってみつ豆を食べる。美味しい。
「あ、ありがとね」
「しぃ、愛衣に言っても仕方ないよ。いっちゃんに言ったげて」
愛衣が少し体をズラして矢野の姿を見えるようにしてくれたんだけど当然見られるはずもなく、
俯いて小さい声で「ありがとね」っていうのが精いっぱいだった。
しぃ食べる?」
「いらない。あたしはクリームあんみつでいい」
「はいっ、しぃ、いっちゃんから回って来たよ」
愛衣が振り返りながら手にしてるのはあたしが2番目に食べたかったみつ豆。
ちなみにあたし、抹茶苦手なんだよね。
すこーしだけスプーンで掬ってみつ豆を食べる。美味しい。
「あ、ありがとね」
「しぃ、愛衣に言っても仕方ないよ。いっちゃんに言ったげて」
愛衣が少し体をズラして矢野の姿を見えるようにしてくれたんだけど当然見られるはずもなく、
俯いて小さい声で「ありがとね」っていうのが精いっぱいだった。