〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)
拾って来た猫達が、私の服に登り始めた。
総「そう言えば、この仔達の名前どうしよう。」
斎「あんたが拾ってきたんだ、あんたが名前をつければいい。その方が、此奴等も喜ぶはずだ。」
総「そうだね。う〜ん、どうしようかなぁ。……!そうだ!」
斎「決まったか?」
総「おぉ!白い毛並みの猫が琥珀(こはく)で黒い毛並みの猫が珊瑚(さんご)だ!
気に入ったかな?」
私はそう聞くと
「「ニャー」」
琥珀と珊瑚が元気よく返事をしてくれた。
斎「気に入ったようだな。」