〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)
土方以外の広間にいた幹部の面々は唖然としてしまった。
土「んで、本題だ。」
和んでいた空気は一瞬にして凍りついた。
土「奴が吐いた内容だが、奴等は《風の強い日を選んで京の都に火を放ち、あわよくば天皇を長州へ連れ出す。》って内容だった。」
平「彼奴等の考えている意味が分からぬぇ。」
新「確かに…そんな事をして何になるんだろうな。」
土「既に奴等がコソコソ会合をしている場所が二箇所ある。山崎。」
山「はいな。」
シュタ
屋根裏から出てきた山崎は