〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)

黙ってしまう凛に対して私は不思議に思い、凛に近付いた




総「凛?」




すると




ギュッ




総「っ!り、凛どうしたのさ。」





凛「総夜が…姉さんが…居なくなりそうで、怖いんだ…いつも…同じ夢を…見るんだ。」




小さく震える凛に対し私は強く抱きしめ返す。




総「…どんな夢を見たんだ?」





私が優しくそう話すと




凛「姉さんが…僕の前からいなくなる夢…なんだ。ただ、居なくなるだけだといいと思ってたけど…違ったんだ…姉さんが…姉さんが誰かを…庇って死にそうになる…夢なんだ…」
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