〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)
部屋を出ようとしていた龍牙君を僕は
沖「待ってっ!」
呼び止めてしまった。
凛「何だ、なにかあるのか?」
振り返った龍牙君の顔は一瞬だが、不安な顔をしていた。
沖「あ、あのさ、聞きたい事があるから涼君を呼んで来てくれないかな?」
僕の問いに驚きの顔をした龍牙君だけどいつもの顔に戻り
凛「分かった。けど、余り期待しない方がいいよ。…じゃぁ、お大事にね。」
龍牙君は部屋を出た。
沖(さっきのはどう意味だろう?でも…あぁ、もうっ!さっさと寝よ。)
考えるのが面倒くさくなった僕は寝た。